【 定義 】
SRTとは何か?
SR=サルベージ・ルーティーン
海に沈んで場所がわからない沈没船の地図の断片見つける
T=トランスフォーメーション
ジグソー・パズルのピースのような地図の断片の汚れをふき取ることで感情をゆるめる
次のステップであるSBTへの準備であるピースを集め、保管しておく
感情の回収・緩和をしながらSBツリーを構築する
【 目的 】
感情的になって自動思考に飲み込まれた際、自分を
「今ここ」に
引き戻すための回収ルーチン。
通常時には不要だが、気づきが弱まる・感情に飲まれている局面で起動する。
感情的な状態から“気づきを取り戻すため”の緊急対応
【 必要性 】
🌀過去からの感情的な思考が現実をゆがませている
🌀処理スピードのアップとバグルートの発見
🌀感情に支配された状態からの自己回収(自分を摂り戻す)
🌀自動思考のループに気づき、再発を防止
🌀回収力=未来の選択肢(自由度)を増やすカギ
平常時は理解できるが感情的になると制御できないのが問題(問題と思っているか?)
「めんどくさい」などの思考も含まれる。これも感情に飲まれている瞬間である。
【本質ポイント】
感情に飲まれている最中は、自動思考には気づけない。
そのため「リアルタイムで止める」ことではなく、
「後から振り返って気づく」ことを目的とする。
振り返り→自己回収を繰り返すことで、
気づくまでの時間差(ラグ)を縮めていく。
🔵 通常時
ある程度、自動思考には「気づいている」。
なのでわざわざ救出ルーティン(SR)を毎回動かす必要はない。
🔴 感情的になったとき
気づきの力が一時的に低下する。
そのときこそ、**SR(サルベージ・ルーティン)**を起動し、自動思考に飲み込まれず、今ここに引き戻すことが核心。