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🌀 無明の図と「今ここ」構造化の試み

きまメOS

お釈迦様が説いた「無明」。
それは、“見えていない場所がある”ことに気づいていない状態のこと。

どこか抽象的にも思えるこの概念を、
視覚的に・構造的にとらえ直せないかと思い、今回の図をつくってみました。

もちろん、現実はもっと複雑です。
けれど、あえて“情報を削ぎ落とす”ことで、
なるべく多くの人が理解できるように──という視点で描いています。

👇 まずはこちらをご覧ください。

🖼 無明の図


🔍 無明とは、構造に気づけない状態

この図では、“無明”を構成する4つの圧力を可視化しています。

  • 過去の悲観
  • 未来への予測
  • 個人の利益への偏り
  • 全体の正しさへの執着

それらが意識の視野を狭め、**黒い領域(盲点)**を生み出します。
心理学でいう「スコトーマ(盲点)」にも通じるものです。


✨ では、「今ここ」とは何か?

よく「今ここにいよう」と言われますが、
それは単に“マインドフルネスな気持ち”ではなく、
盲点の構造が少しずつ緩和されていった結果だと、私は考えています。

そしてそれを、構造として視覚化したのがこちらです。

👇 無明の図と対応するかたちでご覧ください。

🖼 今ここの図


💡 「今ここ」は、構造の変化で実現する

この図では、「無明」をつくっていた圧力が、
それぞれ「解放」という方向へと転じていく様子を示しています。

  • 過去にとらわれず
  • 未来を決めつけず
  • 利己にも、過剰な利他にも偏らない

その結果、黒い領域は徐々に小さくなり、
視野が広がり、“今”が見えてくるのです。


🛠 きまメOSとは、圧力を“緩和”するための技術

“無明”を一瞬で消し去ることは難しいかもしれません。
でも、意識の中にある「見えていない部分」に気づき、
その正体を一つずつ見つけていくプロセスがあれば、
少しずつ世界の見え方は変わっていきます。

この“緩和”という言葉には、たくさんの意味が込められています。
消滅、減少、統合──そのどれかもしれないし、全部かもしれません。


🌱 智慧がもたらす“実際的”な変化(4つだけ)

💡 視野が広がる
ひとつの出来事に、いくつもの意味や立場が見えてくる。

🧘‍♀️ 反応のスピードがゆるやかになる
怒りや焦りが“瞬発的”ではなくなり、選べる余地が増える。

🎯 自分の思い込みに気づける
「なんであんなにこだわっていたんだろう」と、ふと笑えてくる。

🌈 メンタルの負荷が減っていく
「がんばってるのにうまくいかない」というループから離れられる。


🧭 最後に

“悟り”や“覚醒”という言葉には、どこか特別な響きがあります。
でも私は、それを技術として、誰もが少しずつ実践できる道として捉えたい。

特別な人だけのものじゃない。
使命や奇跡じゃなくても、構造を知ることから智慧は育つ

それが、きまメOSが目指していることです。
私自身が、少しずつそこに向かって構築している“未完成の地図”でもあります。

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